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日本選手の男子100メートル追い風参考記録の9秒台

引用元:朝日新聞

陸上男子100メートルでサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=が5日(日本時間6日)、米テキサス州オースティンで行われた全米大学選手権の準決勝追い風2・4メートルの参考記録ながら、9秒96をマークした。

陸上競技では100、200メートル、110メートル障害(女子は100メートル障害)、走り幅跳び、三段跳びで平均秒速2・0メートルを超える風が走る方向へ吹いていたと測定された場合に記録は公認されない。順位は認められる。向かい風の場合はどんな場合も公認される。

100メートルではスタートから10秒間、200メートルでは先頭の走者が直線に入った時から10秒間を計測する。風向計の設置位置も第1レーンに隣接し、フィニッシュラインから50メートル地点などの規定がある。また、世界記録認定のためにはプロペラを回して計測する機械式ではなく、超音波風向風速計で計測されていなければならない。

選手の体格などにもよるが、世界陸上統計者協会の野口純正さんらによると、追い風2・4メートルの状況下では無風の時より0・118秒~0・189秒速くなるというデータがある。これに基づき、今回が追い風2・0メートルなら、サニブラウンは9秒98の日本タイ記録で走っていた可能性もある。

日本選手では2015年に桐生祥秀(当時東洋大)が追い風3・3メートルの参考記録で9秒87、17年に多田修平(当時関学大)が追い風4・5メートルで9秒94の記録を出したことがある。

■日本選手の男子100メートル追い風参考記録の9秒台

選手 タイム 追い風 年

桐生祥秀 9秒87 3・3メートル 2015

ケンブリッジ飛鳥 9秒98 5・1メートル 2017

多田修平 9秒94 4・5メートル 2017

サニブラウン 9秒96 2・4メートル 2019