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陸上=セメンヤが世界選手権欠場へ、スイス連邦裁の判断受け

引用元:ロイター

[ケープタウン 30日 ロイター] – 陸上女子800メートルで五輪2連覇中のキャスター・セメンヤが、男性ホルモンのテストステロン値が高い女子選手の出場資格を制限する国際陸連(IAAF)の新規定をめぐる問題で、スイスの連邦最高裁が制限一時保留の判断を撤回したことを受け、9月の世界選手権に出られない見通しとなった。同選手の広報が30日に明かした。

IAAFは、性分化疾患の女性アスリートは男性ホルモンであるテストステロンの値が高く、それによって不公平な優位性を得ていると主張。女子の400メートル─1マイル(約1600メートル)の間の種目について、基準値まで下げることを求める新規定を導入している。

これに対し、セメンヤはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴したが、CASは5月にIAAFの方針を支持してセメンヤの訴えを退けた。そのため、セメンヤはスイス連邦最高裁に申し立てし、同最高裁は裁定が下るまで薬投与による制限を一時保留とする判断を下していた。

セメンヤは代理人による声明で「私が懸命になって獲得したタイトルを守る機会を奪われたことに非常に失望しているが、このことは全女性アスリートの人権のための戦いを続けることを妨げはしない」と語り、引き続き争っていく姿勢を見せた。

一方、IAAFの広報はロイターに対し、「スイス連邦最高裁が明日(31日)、この件に関する最終的な判決を下すので、われわれはそれが公表された時点でコメントする」と話すにとどめた。