Loading...

データ取得中...

会津学鳳・外島央、走り幅跳び1センチ差で3位「初めて全国のメダルを取れてうれしい」

引用元:スポーツ報知
会津学鳳・外島央、走り幅跳び1センチ差で3位「初めて全国のメダルを取れてうれしい」

 8日に閉幕した茨城国体の陸上では、東北勢の将来性豊かな選手が上位で活躍を見せた。少年女子B(中学3年~高校1年)走り幅跳びで外島央(としま・ひろ、福島・会津学鳳1年)が6回目に5メートル74を跳び、3位で初の全国表彰台に上った。同1500メートルで山中菜摘(宮城・仙台育英1年)が4分20秒79で2位。同男子走り幅跳びでも杉本賢真(秋田・秋田1年)が7メートル13で3位。全国の同世代との勝負を経験し、将来への大きな自信をつかみ取った。(遠藤 洋之)

 最後に表彰台を決める大逆転のジャンプを見せた。少年女子B走り幅跳びに出場した外島は6位で迎えた6回目の跳躍で5メートル74を記録した。「4回目と5回目でうまくいかなかったので(助走の)スピードを上げた」。狙い通り、4、5位を1センチ抜いて3位。「中学時代は全中で予選敗退だった。初めて全国のメダルを取れてうれしい」と満面の笑みだ。

 西会津小5年の時に福島県の陸上強化のセレクションを受けて合格。中学進学時に、陸上部がある県立の中高一貫校、会津学鳳を選んだ。学校までは自宅から約1時間30分ほど。午前7時30分からの朝練習参加のために毎朝5時に起き、始発の電車で1時間以上かけて通学している。朝練習は20分ほどで「1本乗り遅れると遅刻です」という中でも毎日参加し、自らの跳躍を磨いてきた。

 6月の東北高校総体は14位とふるわず、全国切符を逃した。8月の全国高校総体は出場権を得た他種目の先輩に帯同する形で“参加”。全国の舞台を見ることで「調整の仕方だったり、自分のパフォーマンスをどう発揮すればいいのか、参考になった」と大きな経験を手にして国体に臨んだ。

 今季はU18日本選手権(18日、広島)でもう一度全国トップのライバルと戦う機会がある。「全国入賞は果たせたので次は6メートルが目標。そして、インターハイでも優勝できるように記録を伸ばしていきたい」。さらに輝くメダルを勝ち取るため、挑戦を続けていく。

 ◆外島 央(としま・ひろ)2003年5月24日、福島・西会津町生まれ。16歳。会津学鳳高1年。西会津小5年から陸上を始め、会津学鳳中3年時の全国中学大会走り幅跳び24位。会津学鳳高では5月の県総体優勝も東北総体14位で全国出場はならず。7月の福島県選手権で5メートル81を跳んで優勝。163センチ、53キロ。家族は両親と弟、妹2人。